上田幹雄が試合を振り返った

　6月9日（日）東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催された格闘技イベント『RIZIN.47』の［RIZIN MMAルール：5分 3R（120.0kg）］で、シェミスラブ・コバルチェク（ポーランド）に一本負けを喫した、極真空手の元世界王者・上田幹雄（BRAVE）が試合後インタビューに応じた。 【フォト】上田、無念の一本負け！腕十字が極まった瞬間 　試合は1R、得意の蹴りで攻めようとした上田だったが、グラウンドの展開ではコバルチェクに圧倒されてしまい、腕十字で一本負けを喫してしまった。 　上田は「完敗です。言葉も出ないです。圧力もありましたし、思っていたよりもグラップリング技術がありました。おごっていたのかな。期待を裏切る結果になったので、すいませんしか言えない」と落胆した表情でコメント。 　練習の中では、寝かされない技術を磨いていたが、テイクダウンされた後の展開では、未熟だと自己分析。「MMAは奥が深いですし、まだまだこれからなので、今日は本当に期待を裏切ったと思うので、また皆さんに期待してもらえるように頑張ります」と前を向いた。 　続けて「本当にこの半年、MMAやって、おごっていた部分があったと感じています。勝ってきちゃったので。MMAファイターになりたいと言いながら、自分の得意なところにしか頼っていない、ダメな自分がいたと。終わってから気づくのは最悪なんですが、そう思いました」と反省。 　今後の練習環境については、休んだ後で考えるとしたが、「グラップリングにどんどん行かないといけないですし、その中で海外に行くっていうのも一つかもしれない」と、更なる鍛錬を積む構えを見せた。