「世界のNAKAGAKI」中垣征一郎氏 株式会社斎藤佑樹とパートナーシップ契約を締結
元日本ハムの斎藤佑樹氏(36)が代表を務める株式会社斎藤佑樹は1日、今季までオリックスで巡回ヘッドコーチを務めた中垣征一郎氏(54)とパートナーシップ契約を締結したことを発表した。 斎藤氏と中垣氏とのつながりは、13年に中垣氏が日本ハムでトレーナーとしてリハビリなどを担当したことから始まり、8年ぶりのタッグとなる。 中垣氏は04~10年まで日本ハムのチーフトレーナー、12年にレンジャーズでダルビッシュ(現パドレス)の専属トレーナー、13~16年まで日本ハムのトレーニングコーチ、17、18年はパドレスの応用スポーツ科学部長を務め、19年から今季までオリックスでコーチング・パフォーマンスディレクターや巡回ヘッドコーチとしてサポートした。 斎藤氏は「私が野球人生で最もお世話になった方のひとりである中垣征一郎さんと、パートナーシップ契約を結びました。私が野球人生で最もお世話になった方のひとりである中垣征一郎さんと、パートナーシップ契約を結びました。中垣さんはファイターズ時代に4年間、なかでも怪我のリハビリが必要な期間に、コーチとして僕を支えてくださいました。ダルビッシュ有選手や大谷翔平選手をはじめ、日米の球団でさまざまな選手と向き合い、また野球以外でも数多くのアスリートをサポートしてきた実績をお持ちです。近年はオリックスバファローズの巡回ヘッドコーチを務め、3連覇にも大きく貢献されました中垣さんの指導を受け、彼のコーチングを知る者として、『彼の指導方法を世の中のたくさんの指導者に共有したい』という気持ちがあります。今シーズン限りでバファローズを退団され、中垣さんが次のキャリアを歩むにあたり、そのスペシャリティを多くの人のために活かす機会を創出できるよう、微力ではありますが協力させていただきたいと思いました。そこで生まれる新たな出会いや試行錯誤から、私自身も成長させていただきたいと考えています」とコメントを寄せた。 中垣氏は「子供の頃に夢見たプロ野球やメジャーリーグで30年近くの長きにわたりさまざまな経験を積んできました。その経験や知見を多くの方々と分かち合いたいと思っていたところ、斎藤佑樹さんからパートナーシップのお話をいただきました。斎藤さんとは、北海道日本ハムファイターズで4年間チームメートとして共に時間を過ごし、肩のリハビリからはじまり親交を深めました。しかし、当時の私の力不足もあり、野球選手としての斎藤佑樹が望むステージに十分なサポートを提供することはできませんでした。それから8年の時を経て、新たなステージでまた2人で力を合わせることとなりました。スポーツの素晴らしさを多くの方々と共有し、感動や学びの機会をたくさんつくっていきたいと思っています」とコメントした。