【いま、部屋が汚い人は要注意!】夏までに玄関、キッチン、クローゼットの片づけを見直すべき理由
こんにちは。お片づけ習慣化コンサルタントの西崎彩智です。今年はすでに真夏のような暑さを記録しているところもあります。日本の夏といえば、高温多湿のジメジメとした暑さが特徴です。 【マンガで読む】片付けのプロに頼んでみた結果……汚部屋脱却リポート! このような暑さは、人もバテてしまいますが、家の中に保管している物にとっても過酷な環境。カビが生えやすかったり、洋服の虫食いが起きやすかったりする時期なので、不要品を片づけて風通しのよい生活を送りましょう。 夏本番にいざ片づけようと思っても、近年では家の中でも熱中症に気をつけなければいけない状況です。その上、今年はちょっと長い夏になりそうなので、まだ夏の始まりである今のうちにおうちをすっきりさせておきませんか? 家の中の場所ごとに気をつけておきたいポイントをお伝えします。
玄関:傘は家族の人数分かチェック!靴はカビ対策を
雨が降るとつい買ってしまうビニール傘は、玄関にたくさん放置されがち。1人で2本も3本も使うことはないので、家族の人数分だけ選んだら処分しましょう。出先で買ってしまうことが多い方は、折り畳み傘を常に持ち歩くことをおすすめします。最近ではコンパクトで軽い折り畳み傘が多くあるので、カバンに常備しておけば、突然の雨でもあわてることはありません。ビニール傘よりも値段はしますが、その方が大切に使います。これから何本もビニール傘を買ってしまうかもしれないことを考えると、経済的かもしれません。さらに、使い捨て感覚のビニール傘より、環境にもいいです。 雨のときに使う傘・レインコート・レインブーツなどのグッズは、使うときにちょっと気持ちが上がるものがいいですね。日傘と兼用できるものを選べば、晴れの日の日焼け対策もバッチリ。お気に入りのタイプを見つけてみてください。 また、湿気がこもりやすい靴箱は、カビに注意が必要です。カビは湿度が70~80%になると生えやすくなるといわれ、夏の靴箱はこの条件にあてはまります。押し込むようにしまっていると、カビが発生してイヤなにおいがすることも。しばらく履いていない靴は思い切って処分して、空気の通りをよくしましょう。 パーティー用などの出番の少ない靴は、「箱にしまったまま何年も出していない」なんてこともあるのではないでしょうか。そういう靴があれば、一度状態を確認してください。エナメルや合皮素材の靴は、しばらく放置しておくと「加水分解」を起こします。これは、湿気に反応して表面がベタついたり、ボロボロと剥がれたりしてしまう現象です。いざ出番というときに、箱を開けたら履ける状態ではなかった……なんてことにならないように、長く履いていない靴は一度見てみて、状態が悪ければきっぱりとサヨナラしましょう。