売掛金回収名目で暴行加えAV出演や売春要求 容疑でバー従業員の男逮捕
売掛金（つけ払い）の回収名目で店の女性客にアダルトビデオ（AV）出演や売春をするよう暴行を加えて脅したとして、警視庁少年育成課は強要未遂の疑いで、東京・歌舞伎町のバー「RBL」（アールブルー）従業員、小野拓真容疑者（32）＝新宿区北新宿＝を逮捕した。「覚えていない」と容疑を否認している。 逮捕容疑は5月、当時20歳の女性客に、売掛金を返済させるために「AV始まったら余裕だろ」「後戻りできないから。家に帰さないって言ったじゃん」などと言ってAV出演や売春を要求し、顔を殴るなどして脅迫したとしている。 同課によると、女性はこの店に50回ほど通い、約1500万円を使ったと話しているという。 店では主に男性店員がボックス席に同席して女性客を接待。同課は無許可で接待を行ったり、当時17歳の女性客に酒を提供したりしたとして、店の実質経営者や従業員の男ら3人も風営法違反の疑いで逮捕した。
