【PMSタイプ別の原因と対処法】「腹痛・頭痛タイプ」の改善法は？
生理前になると、「PMS（月経前症候群）」の症状に悩まされていませんか？ 突然のイライラや気分の落ち込みといった「精神的症状」や、肌荒れ、食欲の増減などの「身体的症状」がひどいと、日常生活にも支障をきたしますよね……。このPMS診断では、あなたのPMSタイプ＆タイプ別の改善方法をご紹介します！ 毎月の辛い症状との上手な付き合い方を知って、正しいアプローチで根本的な症状緩和を目指しましょう！ まずはセルフチェック！【PMSタイプ診断】
「腹痛・頭痛タイプ」さん
生理前になると、お腹や頭がズキズキするあなたは、「腹痛・頭痛タイプ」さん。 腹痛や頭痛が大事なテストや会議のタイミングに重なると、本当にしんどいですよね。 月に1度訪れる身体の痛みとは、どう向き合えばいいの？ 痛み止めだけに頼らずに、PMSと上手につき合う方法をご紹介します！
どうしてお腹や頭が痛くなるの？
生理前は腸の動きがゆるやかになり、消化吸収が低下してお腹周りが張ってくるため。 生理前は子宮がひとまわり大きくなって、お腹や腰が圧迫されるから。 排卵日、生理直前、生理中は、ホルモンの影響で片頭痛が発生しやすいため。
生理前の「頭痛・腹痛」の改善法は？
PMSに陥ったらどうしたらいい？ ✔ まずは生理のリズムを記録してみよう！ 生理の何日前に腹痛や頭痛が始まるか、また生理が始まっていつ頃症状が楽になるか、記録してみましょう。 1～2ヵ月記録すると、ホルモンの変化と腹痛や頭痛の関係が分かります。「そろそろ痛くなりそう」という日には、大事な予定を入れるのを避けるなど、対策が立てやすくなります。 ✔ 漢方薬を処方してもらう ・頭痛の場合は「五苓散（ゴレイサン）」 ・腹痛の場合は「桂枝茯苓丸（ケイシブクリョウガン）」 ✔「正しい量」と「タイミング」で痛み止めを飲みましょう 痛み止めは、正しい量とタイミングで服用するのが正解です。生理の記録をつけたうえで「今日は痛くなりそう」という日は、痛みが発生する前に早めの服用を。常用量では痛みが治まらない場合、他に原因がないか婦人科に相談して。
