ピアストリがハンガリーGPでF1初優勝!終盤チームオーダー発動2位ノリス、ハミルトンP3…角田裕毅は唯一1ストップ作戦完遂で殊勲の9位入賞|F1
2024年のF1第13戦、ハンガリーGP決勝が現地時間21日行われた。 現地ハンガロリンクは晴天、ドライコンディションでレース時刻を迎えた。気温28℃、路面温度43℃となっている。 【動画】ハンガリーGP終盤、まさかのチームオーダー発動…トップを走るノリスがフィニッシュ目前でピアストリとスイッチ 第1スティントに多くのドライバーがミディアムを選択。4列目のアストンマーティン勢、13番グリッドのアレクサンダー・アルボン、15番グリッドのケビン・マグヌッセンなどがソフトをチョイスしている。後方スタートのジョージ・ラッセル、セルジオ・ペレス、ピエール・ガスリーの3人はハードを装着した。 予選Q3でクラッシュした角田裕毅は問題なくマシン修復を済ませ、10番グリッドからのレーススタートとなっている。 70周のレースがブラックアウトとなり、オスカー・ピアストリ、マックス・フェルスタッペン、ランド・ノリス、ルイス・ハミルトンの順番でオープニングラップを終えた。1周目のターン1ではコース外から有利に戻ってきたとして、フェルスタッペンが記録となっている。 角田裕毅はアレクサンダー・アルボン、ケビン・マグヌッセンのソフト勢に抜かれて12番手で2周目に入っている。 ペナルティの可能性があることから、4周目のターン2でフェルスタッペンはノリスにポジションを譲っている。これでピアストリ、ノリス、フェルスタッペンの順番となった。 レースは7/70周目に入ると、ここで早くもソフト勢の中からピットインを行うドライバーも出てくる。VCARBのダニエル・リカルドは8周目にピットインを行い、ハードにつないだ。 8番手走行、角田は第1スティント、ミディアムのままステイアウト。レースペースは上位勢に匹敵するタイムでの周回となり、前方のランス・ストロールとの差を徐々に縮めていく。逆に早めにピットインしたドライバーたちは、角田の20秒後方でトレイン状態となっている。 マクラーレン勢が早めにピットに入り、フェルスタッペンが数周後にピットインを敢行してハードにつなぐも、26/70周目時点でトップはピアストリ。3秒後方に2番手ノリス、そこから3秒差でハミルトン、その4秒後ろにフェルスタッペンと、トップ4は間隔がある状況で周回を重ねていく。
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