オールカマー・レーベンスティールとC.ルメール騎手

　9月22日、中山競馬場で行われたG2・オールカマー（芝2200m）は、断然の1番人気に推されたレーベンスティールが快勝。このレースの1着馬には天皇賞・秋（G1・芝2000m）への優先出走権が与えられる。 【写真】レーベンスティールが快勝…オールカマー オールカマー、勝利ジョッキーコメント 1着　レーベンスティール C.ルメール騎手 「手応えはずっと良かったですね。最後も内側ですごく良い脚を使ってくれました。スタートが上手ので、すぐいいポジションを取りました。今日はフレッシュでちょっと一生懸命で走ってくれましたので、もうちょっと落ち着いた方がいいと思います。今日は2200mで休み明けでちょっと引っかかりました。またパワーアップしたと思います。G1レベルにいけると思います。スローペースだったから、みんな直線ではコンパクトだった。でも内側は馬がよく伸びていたので、内のルートを選びました。 逃げた馬はマイペースで走っていたので、ゴール前まで粘りましたが、いいリードホースでしたね。次またG1で応援してください」 　レース結果、詳細は下記のとおり。 　9月22日、中山競馬場で行われた11R・オールカマー（G2・3歳上オープン・芝2200m）は、C.ルメール騎乗の1番人気、レーベンスティール（牡4・美浦・田中博康）が勝利した。1/2馬身差の2着に10番人気のアウスヴァール（せん6・栗東・昆貢）、3着に12番人気のリカンカブール（牡5・栗東・田中克典）が入った。勝ちタイムは2:11.8（良）。 　2番人気で横山典弘騎乗、ステラヴェローチェ（牡6・栗東・須貝尚介）は6着、3番人気で横山武史騎乗、サヴォーナ（牡4・栗東・中竹和也）は4着敗退。

狭いスペースを割って抜け出す

オールカマー レース写真

　C.ルメール騎乗の1番人気、レーベンスティールが重賞3勝目をマークした。道中は好位5番手付近馬群の中を追走し、直線では最内から進出。狭いスペースを見いだしてさばいて来ると、坂を登って先頭に立った。鞍上の好騎乗が光るレース運びだった。 レーベンスティール　10戦5勝 （牡4・美浦・田中博康） 父：リアルスティール 母：トウカイライフ 母父：トウカイテイオー 馬主：キャロットファーム 生産者：広富牧場 【全着順】 1着　レーベンスティール　C.ルメール 2着　アウスヴァール　田辺裕信 3着　リカンカブール　津村明秀 4着　サヴォーナ　横山武史 5着　アルビージャ　嶋田純次 6着　ステラヴェローチェ　横山典弘 7着　ラーグルフ　三浦皇成 8着　ヤマニンサンパ　A.シュタルケ 9着　ニシノレヴナント　大野拓弥 10着　キラーアビリティ　団野大成 11着　ミクソロジー　菅原明良 12着　サリエラ　戸崎圭太 13着　ナイママ　丹内祐次 14着　ロバートソンキー　伊藤工真 15着　フェーングロッテン　佐々木大輔