バスケ男子代表がアジア杯予選へ合宿公開 主将の比江島慎「悔いが残らないようにやる」
バスケットボール男子のアジア・カップ予選を控える日本代表が13日、東京都内で強化合宿を公開した。続投が決まったトム・ホーバス監督は「若い選手が多いが、自信はある。もっと強くなる」と述べ、福岡大大濠高3年で18歳の渡辺怜音らのシュート練習を熱いまなざしで見守った。 2028年ロサンゼルス五輪を目指す世界ランキング21位の日本にとってはパリ五輪後初の公式戦で、21日に宇都宮市の日環アリーナ栃木で世界108位のモンゴルと対戦。24日は敵地で同80位のグアムと顔を合わせる。ホーバス監督はこの2試合の主将にパリ五輪代表で34歳の比江島慎(宇都宮)を指名。比江島は「次のワールドカップ、五輪への第一歩。しっかり意識しながらやっていければ」と述べつつ、「僕は(代表活動は)最後のつもり。五輪では不完全燃焼だったので、悔いが残らないよう、払拭できるプレーができれば」と決意を口にした。パリ五輪代表の渡辺雄太(千葉J)らはコンディション不良で合宿メンバーから外れた。