【速報】薩摩、大隅、種子・屋久地方で今夜~あす午前に線状降水帯発生の恐れ
鹿児島地方気象台は17日午前11時、薩摩、大隅、種子・屋久地方で17日夜から18日午前に線状降水帯が発生する恐れがあると発表した。大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があり、土砂災害や低い土地での浸水、河川の増水、氾濫への警戒を呼びかけている。 気象台によると、薩摩、大隅、種子・屋久では大気の状態が非常に不安定となっている。17、18の両日に予想される1時間降水量は多い所でいずれも70ミリ。18日正午までに予想される24時間降水量は多い所で、薩摩250ミリ、大隅250ミリ、種子・屋久300ミリ。線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増える恐れがある。
南日本新聞 | 鹿児島
【関連記事】
- 九州各県に後れとる水防対策 沿岸の高潮浸水想定区域図4海域で未作成 ハード整備も想定水準に追いつかず 鹿児島県
- 「ありえない」…海底の岩場は突如むき出しになった。それから、わずか45秒…大水は家になだれ込んだ。「防災袋を手に取る余裕もない」。南海トラフ地震に備え、私たちは石川から何を学ぶ
- 「何かあったら番屋ケ峰へ」…新岳が爆発的噴火、生きた訓練と役割分担 口永良部島の全島避難から9年、被災の経験どう継承
- 断線ケーブル復旧、損壊道路に重機投入、海上捜索…80機関1000人、ライフライン復旧や人命救助へ実戦さながら 奄美市で県総合防災訓練2日目
- 自衛隊の艦艇と航空機が初参加、離島への資機材や要員輸送の手順を確認 複合災害を想定、奄美で鹿児島県総合防災訓練始まる