「小祝さくらさんからトッププロのすごさを学びました」(吉澤柚月)【月刊GD女子プロカレンダー2025インタビュー#5】
現在発売中の「月刊ゴルフダイジェスト1月号」は、毎年恒例の別冊特別付録“女子プロカレンダー”付き。2023年のJLPGAプロテスト合格者6名に登場してもらい、自分の“好物”とのツーショット(⁉)に挑戦してもらった。“みんゴル”読者には、カレンダーには掲載しきれなかったお話とアザーカットをお裾分け。第5回は、吉澤柚月(よしざわ・ゆづき)プロをご紹介! 吉澤柚月プロのアザーカット集!
吉澤柚月プロってこんな選手!
よしざわ・ゆづき 2023年プロテスト合格(96期生)。2003年11月23日生まれの21歳・O型・日本ウェルネススポーツ大学在学中・千葉県出身・164cm・インスタ「@yuuuz_golf」。好物は「スイートポテト」 QTランク28位で、2024年のレギュラーツアー前半戦に出場した黒髪美女。憧れの選手である稲見萌寧からは「ゆずのき」と呼ばれているとのこと。※黒髪に見えるが実は染めているそう
悔しさが残ったルーキーイヤー
QTランク28位の資格で2024年のレギュラーツアー前半戦をフル出場した吉澤プロ。まずはその感想を聞いた。 「気持ちが先行するほどスコアが出なくなるタイプなんですが、レギュラーツアーに出ていた時はずっとそれ(気持ちが先行)を繰り返してしまっていました。教えてもらっている大本研太郎コーチからは『一打一打、自分のやることをやったほうがいいよ』と言われていますが、やっぱり『バーディが欲しい』と思ってしまっていたんですよね。 ステップ・アップ・ツアーに戻り、落ち着くとスコアが出始めました。全体的には、アマチュアの頃とは違い成績を求められる立場になったので、苦しい時のほうが多かったですね。初めて連戦で回り、初めてのコースもたくさんあったから、自分のゴルフを出せなかったことが悔しいです。沖縄の開幕戦からやり直したい(笑)! でも、そのぶん自分のやれることを出し切ってダメだったわけじゃなく『全然まだやれるな』というのがあったので、これからが楽しみだなと思えています。レギュラーツアーの舞台で勝つということに憧れたので、そこが自分の目指すところです。そこには絶対に行きたいという思いです」と、悔しさが残りつつも、プロの世界で戦える喜びと新鮮さは糧になったようだ。 「一番印象に残っているのは河本結さんと回った時(『資生堂 レディスオープン』1日目)かな……? インスタを見ていて、常に前向きな考え方とか向き合い方をずっとすごいなと思ってはいたんです。一緒に回らせてもらうとゴルフに対する熱というか、本当に好きでやっているんだろうなというのを、より感じたんですよね。なんていうんだろう……。魂がこもっているっていうか、一打一打戦っているというか。自分に足りないところが見えた気がします。小祝さくらさんと回った時(『アクサレディス』2日目)には別のすごさを感じました。ずっと安定していて、これがトッププロなんだなって思いましたね」