うちの高校では「学習用タブレット」が実費負担になるそうです。なるべく安く買おうとしたら、どのようなものを買うべきでしょうか?
近年、学校教育の現場でもICT(情報通信技術)によるデジタル化が推進されています。そこで、多くの教育現場で採用されているのが「タブレット端末」です。 デジタル教科書やレポートの提出など、さまざまなシーンで活用されている学習用タブレットですが、自費で購入しなければならない自治体が増えているようです。 今回は、学習用タブレットを実費負担となる場合を想定し、どの程度のスペックのタブレットを購入すべきかを詳しくご紹介します。 ▼「3人目3万円」に思わぬ落とし穴! 2024年12月に前倒しになった「児童手当拡充」の注意点
学習用タブレットの購入費は保護者が負担すべき?
義務教育の小中学校とは異なり、高校では教科書のような教材費は個人が負担するのが原則です。そのため近年は、全国的に多くの自治体において、学習用タブレットの購入費用を原則保護者負担としているようです。 しかし、同じ都道府県内でも、自治体が異なると公費で負担しているケースもあるようです。お子さんが進学予定の高校の自治体におけるルールを事前に確認しておきましょう。
学習用タブレットはどのようなタイプがおすすめ?
タブレットとひとことでいっても、どのような用途で使用するかによって購入すべきアイテムは大きく異なります。 高校の学習用タブレットとして使用する場合は、オンライン授業や動画視聴はもちろん、レポート作成やプログラミングなどにも使用するでしょう。 多目的で使用することを想定すると、「高画質」「高音質」「高処理」「キーボードつき」などのポイントを押さえたアイテム選びが必要です。 根強い人気を集めるApple社のiPadの場合、操作性がよい、アプリの種類が豊富、処理速度が速い、そしてセキュリティに強いというメリットがあります。デメリットとしては価格帯が高めであることやカスタマイズ性の低さが挙げられます。 一方、価格が安いため多くの学校現場で採用されているAndroid製のタブレットの場合は、カスタマイズ性が高く、Googleのサービスと連携しやすいという利点があります。しかし、アプリの質に大きくばらつきがあるようで、操作がやや複雑な点がデメリットです。