小中学生が議会登壇 鈴鹿市、まちづくりに質問や提言 三重
【鈴鹿】三重県の鈴鹿市は21日、同市議場で子ども議会を開き、市内公立小学校15校、中学校5校の代表20人が子ども議員として、市のまちづくりについて質問や提言した。 子どもたちがまちづくりに参画することを目的に、今年で7回目。 子どもらは「交通・安全」「まちづくり伝統文化」など5テーマに分かれ、班ごとに登壇。 明生小6年の丹羽泰誠さんはペットの個別火葬の導入について、平田野中3年の辻凌太朗さん(15)はSNS(交流サイト)を活用した図書館の情報発信についてなど、一人ずつ質問した。 末松則子市長は「新しい施設を建てる際にはペットの火葬についてもしっかりと検討していく」「市のLINEやインスタグラムといったSNSなどでの発信にも力を入れたい」とそれぞれ答弁した。 最後に子ども議員を代表し、鈴峰中3年の小川真央さんが「私たちが安全に楽しく遊ぶことができ、安心して過ごせる場所を整備してください」など、3項目を求める提言書を末松市長に手渡した。
伊勢新聞