実家の建て替えで「聖徳太子」の1万円札を大量に発見! 曽祖父のお金らしいけど“相続税”はかかる? 申告せずにもらって大丈夫なの?
まとめ
相続税は亡くなった人の財産を受け取る際に控除額を超えた金額にかかる税金で、「聖徳太子の1万円札」のように現在は発行されていない旧札でも、経済的価値がある物には税金がかかります。 曽祖父が所有していた財産の相続は、本来であれば配偶者と子、または親か兄弟と法定相続人の優先順位が高い順に相続されます。しかし、本来の相続人が相続できない場合は、相続人の子や孫が代襲相続をして法定相続人となることが可能です。 曽祖父の「聖徳太子の1万円札」を相続する場合は、相続する財産が基礎控除額の「3000万円+600万円×法定相続人の数」を超えた分に対して相続税がかかります。相続税がかかる場合は、期限内に申告・納税の義務があるため忘れずに申告しましょう。 出典 政府広報オンライン 相続税はいくらから?基礎控除とは?相続税の基本を確認! 政府広報オンライン 知っておきたい相続の基本。大切な財産をスムーズに引き継ぐには?【基礎編】 国税庁 第15条《遺産に係る基礎控除》関係 日本銀行 銀行券/国庫・国債 一万円券 執筆者:梅井沙也香 FP2級
ファイナンシャルフィールド編集部