ECB総裁、ドイツ経済が近年のショックから回復し始めた可能性指摘
(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は16日、ここ数年、一連のショックに揺さぶられてきたドイツ経済が回復し始めているとの見方を示した。
ラガルド総裁はワシントンで行われたCNBCとのインタビューで、「ドイツは曲がり角を曲がったように見える。鉱工業生産は増加してきており、われわれの予想をはるかに上回っている。こうした状況がどう定着していくかを見ていく必要があると思う」と語った。
ドイツ経済はここ数年、主要輸出市場である中国経済の減速に加え、ウクライナ侵攻後のロシアから安価なガス供給を失うことに伴う問題も重なり、打撃を受けてきた。
原題:Lagarde Says Germany May Have Turned Corner After Major Shocks(抜粋)
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Mark Schroers