流通量が少なく希少な黒イチジクの収穫が、愛媛県今治市でピークを迎えています。旬の味を楽しめるスイーツも今だけの楽しみです。 皮が赤い定番の「ドーフィン」。白イチジクは「ダルマティ」。イチジクの大ファンという今治市大西町の菅 司さん（６５）のイチジク園では、約１０種類のイチジクが栽培されています。 ２日時点で収穫のピークを迎えているのが、流通量が少なく希少という黒イチジク「久留米くろみつ」です。福岡生まれの品種で皮が薄くて味が濃厚、高い糖度が特長です。菅さんは熟れ具合を確認しながら、ハサミを使ってひとつずつ丁寧に摘み取っています。 菅 司さん： 「イチジクは全部、皮ごといきます。イチジク自体の本来の味があるのが、やっぱり皮ごとかなとは思います」 黒イチジクを皮ごとたっぷり使ったぜい沢なスイーツがあります。今治市のＪＡ直売所「さいさいきて屋」のカフェ「ＳＡＩＳＡＩＣＡＦＥ」で販売されている「黒いちじくタルト」です。 このスイーツにはパイ生地とクリームの上に、大ぶりの黒イチジクがぜい沢に盛られています。ホールケーキタイプだと、使われるイチジクはなんと１２個分です。 「ＳＡＩＳＡＩＣＡＦＥ」古川 志織店長： 「黒イチジクが主役になるように存分に楽しんで頂くために、大きめにカットしてたくさん載せています。希少なフルーツになってます。期間も短いので、この機会にお求めいただけるとありがたいです」 今が旬のぜい沢な黒イチジクを載せたスイーツ。味覚の秋を感じさせてくれます。 ※「黒いちじくタルト」１ピースが６５０円・ホールが５０００円（ともに税込） #愛媛県 #今治市 #さいさいきて屋 #黒イチジク #スイーツ #久留米くろみつ #高糖度 #黒いちじくタルト