小池都知事が定例会見6月18日(全文2完)安全・安心な大会に向け準備進めたい
都民ファも無観客開催を公約に掲げているが
朝日新聞:朝日新聞の軽部です。先ほど時事さんの質問にもありましたけれども、無観客開催について、尾身会長もそうなんですけれども、知事が特別顧問を務める都民ファーストの会も公約で、3本目の柱で無観客開催、最低でもと掲げています。まずこの公約について、特別顧問として何かつくったことに関与されたのかどうか伺いたいのと、あらためて無観客っていうことについて、小池知事自身はどのように考えているのかをお聞かせください。 小池:一言一言の文言については聞いておりませんが、無観客も、という考え方については聞いております。ただ、観客の上限についてはルールとして、まずイベント上限に沿って決めていくということになっております。また一方で急激なコロナの拡大など、変化があった場合には柔軟性をどう確保していくか、そのことも考える必要があるということ、今日はラウンドテーブルも開かれて、そこに専門家の方も入っておられて、そういったご意見もあったかと思います。そういったご意見は尊重すべきかなというふうに思っております。 朝日新聞:すみません、もう1点だけ。先ほど幹事社さんの質問にもあったんですけれども、今回の都議選では1月の千代田区長選のときのように都民ファーストの会の、例えば候補者の応援に入ることはありますか。 小池:今、コロナ対策真っただ中でございます。それらのことも、1月の時点と、また違う状況でもあろうかと思いますので、それらのことを踏まえて判断したいと思います。フリースクールジャーナルさんでいいんですか。
学校連携観戦は中止するのか
The Interschool Journal:すいません、Interschool Journalの平松です。まず2点伺いたいんですけど。 小池:すいません、1点でお願いします。 The Interschool Journal:あ、1点ですか、はい。オリンピック・パラリンピックの学校連携観戦についてです。神奈川県では6市町、埼玉県でも中止する自治体が出ています。一方で都は組織委員会と調整中、現時点では行う方針としています。都の教育委員会に聞いたところ、児童、生徒の移動は一般客同様、公共交通機関を使うとのことで、密になり感染リスクが高まるほか、熱中症の危険もあると不安や中止を求める声があります。一部報道によれば、都は区市町村にキャンセル可能かどうかについて通知していないということもありました。この学校連携観戦は授業の一環という扱いですので、児童、生徒や保護者が自由意思で取りやめられるものではないと聞いております。 感染への不安、熱中症への不安がある中、授業名目でそれを押し付けるような学校連携観戦の在り方について、知事としてどう考えているか、そしてこの学校連携観戦について中止するか、それとも今後続けていくべきか、知事のご所見を伺いたいと思います。 小池:今ご質問の中にいろいろ課題をすでに述べておられます。それらの課題を検討しながら判断していきたいと、こう考えております。以上です。 司会:本日の記者会見はこれで終了とさせていただきます。ご協力ありがとうございました。本日の会見は終了でございます。 (完)【書き起こし】小池都知事が定例会見6月18日