「ちょい小振り時計」で大人の余裕を演出
◆ アントワーヌ プレジウソ ジュネーブ/時計文化を継承した可憐で美しい時計
トリプル・トゥールビヨンや隕石使用の先駆者として名高い独立時計師のアントワーヌ・プレジウソ氏が、自身のブランド設立時に発表した初代モデルを二針にして復刻。 イタリアの古都シエナにあるマンジャの塔の時計からインスピレーションを受けた針やインデックス、そしてブラック・マザー・オブ・パールのダイヤルを組み合わせて、個性を楽しめます。
◆ オーデマ ピゲ/時計技術を語れる小振りな立体ケース
2019年のデビュー時は41mmケースのみでしたが、2023年には38mm径も追加。八角形のミドルケースを上下からラウンドケースで挟み込む三層構造はそのままですが、より締まった印象に。 ダイヤルカラーは、同社のシグ二チャー「ナイトブルー、クラウド50」を採用。ゴールドとの艶やかな組み合わせも好評です。
◆ ショパール/エシカルとエコを意識した実用的なドレスウォッチ
より実用性を意識した検査方法を用いる品質規格「カリテ フルリエ」に準拠した自社製ムーブメントCal.L.U.C 96.09-Lを搭載し、ケース素材は80%以上のリサイクル素材を用いた合金。 独自性を追求し、クラシコ顔×カーフスキンストラップの組み合わせなのでシーンを問わずに楽しめます。
◆ タグ・ホイヤー/歴史を背景にしたレトロクロノグラフ
タグ・ホイヤーの名誉会長であるジャック・ホイヤー氏が、1960年代後半に製作した「7753SN」のデザインを現代的にアップデイト。6時位置のスモールセコンドを目立たせないようにデザインし、クラシカルな2カウンターを強調。 ケースはクロノグラフとしては小振りな39mm。ベゼルレスにすることで、さらにコンパクトかつクラシカルに見せます。
◆ ゼニス/傑作のリバイバルには小振りサイズが似合う
アイコニックな八角形ケースは、1969年モデルをリバイバルしたもので、ブラックダイヤルにオレンジを効かせた配色は、当時は視認性を高めるものでしたが、いまはポップなアクセントになります。 37mmと小振りなケースで、優れた防水性能を確保しているところに、技巧派マニュファクチュールとして、歴史を刻んできたブランドの誇りを感じます。 2025年1月号より ※価格はすべて税込み価格です 写真/人物・谷田政史(CaNN) スタイリング/人物・四方章敬、静物・河又雅俊 ヘアメイク/吉田葉づき 文/篠田哲生 編集/鈴木賢二、津坂泰輔(ともにLEON)