パリの風情を感じるおしゃれな店内も魅力的 気軽に立ち寄れる、若き精鋭たちの活躍するビストロ(東京・広尾)
どの料理もワインに合うものばかりなので、好みを伝えて料理に合わせたワインを選んでもらうのもいいですね。臨場感を味わえるカウンターで、カジュアルにフレンチを楽しめる新店、明日からの活力につながるような明るく素敵なビストロです。
食べログレビュアーのコメント
『【ウフマヨネーズ】400円 半熟卵にマヨネーズ、そして黒胡椒というめちゃくちゃシンプルなひと皿なんですが、感動的に美味しい……! 卵のとろとろ具合、黄身の濃厚さ、マヨネーズの酸味も、全てが絶妙。卵の持つ素材の力を出し切りました、という感じです。
ちなみに黒胡椒はどのお料理でも挽きたてのものを使われているようです(目の前でゴリゴリと挽かれる様子がよく見えました笑) 【ドフィノア】900円 ポテトグラタン。薄くスライスされたジャガイモが、とろっっっとろ……! ニンニクが効いていて、黒胡椒の香りが立っていて、シンプルなのに、めちゃくちゃ、美味しい! かつ、ワインに合う笑 冬に最高に美味しいひと皿。 ジャガイモは北海道産のメークインを使われているとのこと。シンプル料理だからこそ、素材、特にジャガイモは特にこだわって選ばれたとのことです。 【鴨レバーのテリーヌ】1400円 付け合せは酸味が強めの、鮮やかな色のビーツ。酸っぱい中に野菜の味もしっかり感じられて美味しいです。 テリーヌはすごくフワフワで柔らかく、鴨の旨みがギューッと濃縮されています。レバーだけどすごく食べやすい、クセのない味で、これまたワインがすすむひと皿です笑 ちょん、と右下に添えられているのはレーズンとくるみのチャツネで、これが、もう、めちゃくちゃ美味しい……! これ単体は結構甘めなんですが、テリーヌに付けていただくと、鴨肉の旨みがますます引き立って、そしてくるみの香ばしさも合わさって、絶品でした。 ちなみにバケットは「ブリコラージュブレッド」さんのものを使用されているとの事です。 ワインは白で飲みやすいものを、とお願いして、【ピエール・オリヴィエ・ボノム ソーヴィ二ヨン 2022】をいただきました。この後ディナーが控えていたので一杯だけにしましたが、皆さんソムリエバッジを着けていらっしゃるので、ガッツリお料理と合わせて美味しく飲めるお店だと思います。 ワインを選んでくださったのは井口章太郎シェフで、以前はラボンヌターブルの方でも勤務されていたそうです。お若いのにとてもしっかりされていて、テキパキと手際よく調理を進めつつ、色々とお話してくださいました。 中でも「ドフィノア」は井口シェフ考案のメニューなんだとか。 お店全体でメニュー数はまだ少なめですが、これから若いシェフ達が考案された料理がどんどん増えていくんだろうなぁととても楽しみになりました。 このお店の憎いところは、キッチンがオープンすぎるあまり、他のテーブルに運ばれるお料理も見えてしまうところです笑 お料理が出来上がる度に「アレはなんだ!?」とメニューを確認して、なんならシェフが説明してくださったりして、もう、全部食べたくなってしまうのです……!!(井口シェフ、仕込み中のパテ・アンクルートまで見せてくださいました笑) 今回はサク飲み利用だったのでメインやデザートを頼まなかったのですが、これはもう絶対再訪して、ガッツリ飲みたいね、と同行者と誓いました。 とっても美味しく、楽しい昼飲みの時間を過ごせました。ご馳走様でした!』(153cmの大食いOLさん)