第93回選抜高校野球 中京大中京、好発進 監督、主将の話 /愛知
<センバツ高校野球> ◇粘り強く投げ合い 中京大中京・高橋源一郎監督 両チームの投手が粘り強く投げ合った。櫛田(理貴)のランニング本塁打の打球は、ウチにツキがあったのかなと感じた。ウチの打線が消極的だったというより、深沢(鳳介)投手の好投で打てずにいた。腕の振り具合から感じられる以上に速い。遅い球も投げられるので、打者がタイミングをずらされた。 ◇見たことのない球 中京大中京・原尚輝主将 初めての甲子園で力みもあった。(専大松戸の深沢投手の)シュート系の横から投げる投手に慣れておらず、見たことのない球で対応が難しかった。次戦の常総学院も素晴らしい投手。積極的に振っていくとともに、ストライクからボールになる球の見極め、打ちにいくボールとそうでないものをはっきりさせることが大事になってくる。