西武・今井達也が200奪三振宣言 今季は187で初タイトル「来年はどうすれば伸ばせるか、工夫していきたい」
今季187奪三振でパ・リーグ奪三振王となった西武の今井達也投手(26)が8日、来季の目標を200奪三振に定めた。球団で達成したのは2017年に217奪三振した菊池雄星(アストロズからFA)が最後。2年連続で10勝したエースは「来年はどうすれば200まで伸ばせるか、今年足りなかった部分をスコアラーさんとも話し合って工夫していきたい」と見据えた。 ■戦力外通告を受けた選手はこちら【一覧】 今井は埼玉県所沢市内の球団施設で行っている秋季キャンプに参加。8日は投内連係プレーのノックを受けるなどで汗を流した。「肩や肘は消耗品なので1年間たまった疲労のリカバリーというか、メンテナンスに時間を費やしている」とキャッチボールをしない日を設けるなど、体をケアしながらトレーニングに励んでいる。 秋季練習や今キャンプでは野手にも自身が取り入れている体の使い方などを助言している。「一人でうまくなっても勝てない。全員でうまくならないと勝てないと思っている」。最下位からの巻き返しを期すチームのけん引役としての自覚を口にした。(安田栄治)