「河津桜まつり」2月1日開幕 35回の節目、80万人想定
河津町は23日、伊豆の早春の一大行事「河津桜まつり」について、2025年も24年と同様の2月1日開幕と発表した。同月28日までで、開花の遅れが生じた際は会期延長を検討するとしている。 25年の同イベントは第35回。80万人の来場を想定している。第34回は62万3千人だった。新企画として人力車(当日受け付け。1人乗り9千円、2人乗りは1人5千円)を運行する。会期中の4日間、「出張輪島朝市」を実施して当地の海産物や民芸品を販売する。 実行委管理の駐車場は普通車811台、バイク100台、大型バス33台分を確保した。 岸重宏町長は定例会見で静岡県内や首都圏に加え、山梨県にも誘客宣伝を図ると説明。「国指定重要文化財となった河津平安の仏像展示館の薬師如来座像など、(観光客に)周遊して町内を見てもらえるようPRに努める」と述べた。
静岡新聞社