週末は日本海側で冷たい雨や雪 北・東日本 来週にかけても気温変化大きく
関東の天気は回復傾向で、午後は次第に寒さが和らぐ見込み。一方、北陸や東北は大気の状態が不安定で、今夜にかけて雨や雷雨となりそうだ。この方面は天気の急な変化、落雷や突風に注意が必要となる。なお、北・東日本はこの先も、天気や気温の変化が大きいため、服装や体調管理に注意したい。
日本海側は不安定
低気圧や湿った空気の影響で、関東はまだ冷たい雨の降っている所があるが、午後は次第に天気が回復に向かう見込み。最高気温は、寒かったきのう(水)に比べて高くなりそうだ。一方、北陸や東北の日本海側は、午後も天気が変わりやすく雷雨の所がある見込み。竜巻などの激しい突風、急な強い雨、落雷に注意が必要だ。
本州の日本海側は、あす(金)日中にかけて、雨や雷雨の範囲が広がる見通し。北海道も昼前後には雨や雪が降り始め、夜にかけて内陸を中心に積雪となる見込み。あす(金)夜~23日(土・祝)は、北日本の日本海側を中心に、落雷や突風だけでなく、急な風の強まりや風向きの変化にも注意が必要となる。
気温変化大きい
24日(日)は北日本や北陸を中心に寒さが続き、晴れる太平洋側も、きょう(木)あす(金)に比べると、北風が冷たくなりそうだ。週明け(月)の朝は風が弱まるため、内陸を中心に冷え込みが強まる見通し。通勤通学は時間に余裕を持つよう心がけたい。
26日(火)~27日(水)は、太平洋側を含めて広範囲で雨が降る見込み。全国的に今の時季としては気温が高くなるが、それだけ南風や雨が強まる可能性があるので注意しておきたい。 (気象予報士・高橋和也)