【NFL】背中のケガを抱えながらプレーしたWRピットマンを称賛するコルツHCスタイケン
ヘッドコーチ(HC)シェーン・スタイケンは「(彼は)これまでに出会った中で最もタフな人だ」と述べている。
スタイケンHCはピットマンのケガを抱えながらプレーする能力についてこうつけ加えた。
「それはとても大きなことだ。このリーグはタフでフィジカルなリーグだし、彼はそれを示している。ロッカールームの仲間にとって、彼が困難を乗り越えて戦っている姿を見るのは素晴らしいことだ。彼はまさに戦士だ」
ピットマンはこれまで、リーグ屈指のワイドレシーバーについての議論では見過ごされてきた存在だ。そのピットマンはコーチやチームメイトから寄せられたあふれんばかりの称賛を軽く受け流している。
スタイケンHCの発言について質問されたピットマンは「俺はそこまで自分を評価していない」と答えた。
「とにかく試合に出続けて、どんなチャンスが訪れても最大限に生かせるように、とにかく全力でプレーして、チームの勝利に貢献したい」
信頼できるレシーバーの謙虚な性格こそが、オフシーズンにコルツがピットマンと締結した3年7,100万ドル(約106億0,381万円)の契約を価値あるものにしている。
アウトサイドラインバッカー(OLB)ザイール・フランクリンは「ピットはリーグで一番好きなレシーバーだし、本人にもいつもそう言っている」と明かした。
「彼は素晴らしいプレーを決めているけど、それが理由なわけじゃない。彼のことを気に入っているのは、本来あるべきプレーをするからだ。彼はチームメイトのためにそこにいることにも、リーダーであることにも、最もタフな人であることにも誇りを持っている」
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区において、0勝2敗のスタートを切ったコルツは、今季初めて地区ライバルとの試合を制して3勝3敗となり、何とか踏みとどまっている。