【NFL】背中のケガを抱えながらプレーしたWRピットマンを称賛するコルツHCスタイケン
マイケル・ピットマンのケガに関する報道には誇張が含まれていた。インディアナポリス・コルツのワイドレシーバー(WR)であるピットマンが背中のケガで故障者リザーブ(IR)に登録されることはなく、現地13日(日)に行われた試合にも出場して2つの重要なプレーを決めた。コルツはこの試合でテネシー・タイタンズを20対17で下している。
ピットマンが背中のケガでIR入りするというニュースが自分の携帯電話にも届いたと明かしたクオーターバック(QB)ジョー・フラッコは、「彼は俺が今まで一緒にプレーした選手の中で、間違いなく最もタフな選手の1人だ」と話している。
スティーブ・スミスSr.やレイ・ルイス、テレル・サッグス、アンクワン・ボールディンといった選手とプレーしてきたフラッコが、ピットマンを“最もタフな選手”と位置づけたのは、多くのことを物語っていると言えよう。
チーム公式サイトによると、フラッコは「ああいう選手がいると、長い道のりも乗り越えられる。それは勝つためのフットボールをするために必要な選手だ。彼はその点で信じられないほど素晴らしい」と語ったという。
練習を欠席し、クエッショナブルに指定されていたピットマンは、背中のケガを抱えながらタイタンズ戦に出場。その成績はキャッチ3回で35ヤード、タッチダウン1回と、目を見張るものではなかったが、最後の2回のキャッチは大きな意味を持っていた。
第4クオーターにコルツの攻撃が停滞していた中で、ピットマンはエンドゾーンでタイタンズのコーナーバック(CB)ラジャリウス・スニードをかわして難しいキャッチを決めた。結果としてコルツは相手の得点を上回っている。コルツが勝利を確実にしたい場面で2回の攻撃をスリーアンドアウトで終えた後、ピットマンは再びスニードと対峙する中で狭いスペースに向けて投げられたボールをキャッチし、第1ダウンを獲得した上で時間を消費し、事実上、勝利を確実にした。