宮崎宣子アナ(44)都会に憧れアナウンサーになったものの落ちこぼれを痛感する日々、体調不良をきっかけに起業し奮闘中|STORY
念願のアナウンサーになってからは、落ちこぼれで大変でした
念願のアナウンサーにはなれましたが、そこからは険しい道のりでした。まずは宮崎の訛りが直らず、なかなかデビューできなかったんです。同期や周りがどんどんデビューしていなか、レギュラーもナシ。本当に落ちこぼれスタートでした。まずは与えられたことを頑張るしかないと思い、真面目に取り組んでいたら4年目で初めてのレギュラー「ラジかるッ」と週担当で「世界仰天ニュース」が決まりました。4年目で初のレギュラーはかなり遅かったと思います。「ラジかるッ」は生放送なんですが、せっかく決まったレギュラーなのになんと遅刻してしまったこともあって。9時54分から放送予定だったのですが、起きたら9時(笑)。もうすでに代わりの先輩も用意されていて、起きた瞬間に「終わった…」って思いました。「宮崎が○○分来てない」というテロップがずっと出ていて。分数だけがカウントされていくんです。急いで行きましたが、ひどく怒られました。ただ、その回の視聴率はかなり良かったみたいです(苦笑)。
自律神経を崩してしまった経験から起業し、経営を学ぶために大学院に通っています
30歳を越えて早朝番組を担当するようになりました。そうすると昼夜逆転の生活が続き、自律神経を崩してしまったんです。薬を飲んでいたんですが、副作用に悩まされました。その時に出会ったのがハーブティーでした。病院の医師からハーブティーでも飲んでみたら?と勧められた時は「ハーブティーなんて美意識高い女子が飲むもの」というイメージであまり信じていなかったのですが、当時は治したい思いで藁をもつかむ気持ちで飲み始め、半年かけて飲んでいくうちに薬を一切飲まずに回復したんです。ハーブに救われたことをきっかけにハーブの薬効を使ったビジネスができないかと考え6年前から起業しました。 ハーブの資格を取得し、ハーブ園を運営したり、ヨーロッパへ取材に行き農学博士の先生とオーガニックハーブを使って情熱を持ってモノ作りに臨みましたが、経営に対しての知識や経験が全くなくて。せっかくいいものを作っても私の知識不足次第では会社が潰れてしまうという焦りと不安から、経営者として学び直そうと大学院に通い始めました。今後は海外展開も視野に入れていきたいと思っています。 ジレ¥9,900(アテニア)チューブトップ¥2,290(UNIQLO)スカート¥39,600(マルモア/DMC)フラットパンプス¥56,100(プリティ・バレリーナ/F.E.N.)ピアス¥39,600<ミチ ウィルウェイ>ネックレス[ショート]¥49,500[ロング]¥74,800リング[右手]¥53,900<すべてアナプノエ>バングル¥11,550<エイチアッシュ>ダブルフィンガーリング[左手]¥37,400<モニス>(すべてフォーティーン ショールーム) 撮影/浜村菜月 ヘア・メーク/榎田茉季(ROI)スタイリスト/中村真弓 取材/小出真梨子