【写真：Getty Images】

　フェイエノールトに所属するメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが、22日に行われたNACブレダ戦で太ももの筋肉を損傷し、約3か月間離脱することが決定した。チームにとって大きな痛手であることは間違いないものの、フェイエノールト専門メディア「FR12.NL』は24日、サッカー日本代表FW上田綺世に期待を寄せている。 　 23歳のヒメネスは、エールディビジ第6節NAC戦の29分に負傷。上田との交代を余儀なくされた。上田は投入から僅か5分後、DFハイス・スマルが左サイドから上げたクロスにペナルティエリア内中央で頭で合わせて今季初ゴールを奪った。さらに71分にはMFクインテン・ティンバーがPKを確実に決めて、フェイエノールトが2-0でこの試合に勝利している。 　リーグ戦での2勝目を手に入れたフェイエノールトだったが、昨シーズンにリーグ戦で23ゴールを決め、今季も開幕5試合で2得点をマークしていたエースが、年内は離脱が濃厚となってしまった。同メディアは「フェイエノールトにとって悪いニュース、ヒメネスが数ヶ月離脱」と題した記事の中で「上田綺世にとっては、これからは実力を証明するチャンスがやってくる」と記し、アルゼンチン人FWフリアン・カランサと共に期待を寄せた。上田はこのチャンスにゴールを量産し、評価を上昇させたいところだ。