ブラッド・ピット、裁判所に書類の提出を命じられる アンジェリーナ・ジョリーへの虐待が証明される可能性も
南フランスにあるワイナリーの権利を巡ってバトルを繰り広げているブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー。彼女はこれまで法廷での争いを避けようとして裁判の却下を求めていたが、先月その要求が退けられた。2026年に裁判が行われることが決定している。これまでのバトルの展開を見てみると、アンジーは自分に不利な決定が下されたり要求が認められなかったりすると、何らかの方法でブラッドに仕返しするのがポリシー。今回もその姿勢は変わらなかったよう。裁判所がアンジーの要求に応じて、ブラッドにある命令をしたことが明らかになった。 【写真】アンジー & ブラピの6人の子どもたちの成長アルバム
新聞「デイリーメール」が入手した裁判書類によると、最近裁判所はブラッドに対して「2016年9月14日から2018年12月末までの期間、第3者に送ったメールや書簡を含むすべての通信」を開示するように命じた。2016年9月14日とはブラッドとアンジーの離婚の直接のきっかけになった事件が起きた日。アンジーによるとこの日、ブラッドとアンジーは子どもたちと一緒にプライベートジェットで移動していたが、機内で身体的なケンカが勃発。ブラッドが子どもたちやアンジーに身体的な暴力を振るったという。ブラッドは虐待の事実を否定しているが、アンジーはブラッドが他の人とのやりとりの中でこのケンカや暴力について触れ、それが起きたことを認めていると考えているもよう。ちなみにブラッドと彼の弁護士、セラピストとのやりとりは開示されない。
アンジーの弁護士は「この開示によって、ブラッドが長年虐待を隠蔽してきたことが証明される」と主張。「彼の行動がアンジーや子どもたちを傷つけた。それがこのワイナリーをめぐる事件の中心をなしている」と語っている。同時に「アンジーはこのような事態になることをまったく望んでいなかった。彼女が告訴したわけではないし、ワイナリーもブラッドに売却しようとした」とコメント、今のような泥沼状態になったのはブラッドのせいだとアピールしている。今回の裁判はアンジーがワイナリーの権利をロシアのリカーブランドに売却したことが発端。でもアンジーは以前から「自分はブラッドにうろうとした」と主張、ブラッドが秘密保持契約を結ぶように求めてきたから拒否したと話してきた。アンジーによるとこの秘密保持契約は虐待の事実を隠すためのものだったという。 アンジーは問題のプライベートジェットでの騒動の中で、ブラッドが「彼女や子どもたちに赤ワインやビールを浴びせかけるなどの暴力を振るった」と主張している。通信の開示によってそれが証明されることになるのか、注目が集まっている。