真夏の白昼夢のような“青春の終わり”を描く「ソウル・オブ・ア・ビースト」
若くして父親となった青年が、責任と自由、恋愛と友情、現実と幻想の狭間で葛藤していくさまを描き、2021年ロカルノ国際映画祭審査員特別賞、2022年スイス映画賞主演男優賞などを受賞した青春ストーリー「ソウル・オブ・ア・ビースト」が、12月13日(金)よりシネマート新宿などで公開される。メインビジュアルと予告編が到着した。 「ソウル・オブ・ア・ビースト」予告編 17歳のガブリエルは、息子の母親が精神に問題を抱えているため、一人で子育てをしている。それでも遊びたい盛りの彼は、ネットでジョエルという青年と知り合い、さらに夏の熱に浮かされ、ジョエルの恋人である謎めいたコリーと惹かれ合う。傷ついたジョエルはコリーの心を取り戻そうと奔走し、3人の恋が燃え上がる──。
日本文化に影響を受けたロレンツ・メルツ監督が、漫画『子連れ狼』に着想を得て制作。ガブリエル役は新星パブロ・カプレツ、コリー役は「RAW 少女のめざめ」『TOKYO VICE』のエラ・ルンプフが務め、「ブルー・マインド」のルナ・ヴェドラーも出演する。 予告編のナレーションは、ニューヨークを拠点に活動する俳優・武道家・コメディアンで『SHOGUN 将軍』にも出演したヨシ天尾が担当。“ソウル・オブ・ア・ビースト”を目覚めさせた青年の運命に注目したい。
「ソウル・オブ・ア・ビースト」
監督・脚本:ロレンツ・メルツ 出演:パブロ・カプレツ、エラ・ルンプフ、ルナ・ヴェドラー、トナティウ・ラジ 2021年/スイス/カラー/スタンダード/5.1ch/110分/スイスドイツ語、フランス語、日本語 原題:SOUL OF A BEAST 字幕制作:iGlore 配給:ライツキューブ ©2021 HESSE FILM GmbH / 8HORSES GmbH 公式サイト:https://x.gd/ow9J3