「おいしいジャガイモ」を選ぶコツ。調理法や料理に合わせて品種を使い分けて
「ジャガイモ」をムダなくおいしく食べる、とってきのワザをご紹介します。教えてくれたのは、スーパーマーケットの青果部に10年以上勤務し、SNSで野菜の扱い方などを発信している青髪のテツさんです。
おいしいジャガイモを選ぶ基本
(1) ずっしり重くてかたいものをチョイス! (2) 緑色の部分は有害なので避けて! (3) 芽が出る直前は甘くておいしい。芽が出ていないものを選ぶのが正解 【おいしい季節】4~5月、10~11月 収穫後すぐに出荷される新ジャガは春と秋の期間限定。しばらく熟成させた普通のジャガイモは通年楽しめる。 【保存方法】常温または野菜室(ジャガイモ)、野菜室(新ジャガイモ) 紙袋に入れて常温保存。または、1個ずつペーパータオルで包んでポリ袋に入れ、野菜室へ。新ジャガは1個ずつペーパータオルに包んでポリ袋に入れ、野菜室で保存。
もっとおいしく!ホクホク派?ねっとり派?
ジャガイモは品種によって、味わいもいろいろ。調理法や料理によって使い分けると、よりおいしく味わえます。 男爵 男爵はホクホク系の代表。フライドポテトやポテトサラダに。ホクホクの肉ジャガが好みなら男爵で。 メークイン メークインはねっとり系。煮くずれしにくいので、シチューやカレー、肉ジャガなどの煮物におすすめ。
これでムダなし!皮ごとがイチ押し!
新ジャガはやわらかい皮ごと食べるのがおすすめですが、じつは熟成したジャガイモの皮も栄養満点。どちらも皮つきのままオリーブオイルをかけて箸がとおるまでオーブンで焼いた“オーブンポテト”が、簡単でイチ押し!
これでムダなし!芽が出ちゃったらどうする?
少し芽が出ているくらいなら、芽の部分を取り除いて食べれば大丈夫! 芽に栄養が奪われて味が落ちるので、早めに食べてください。かなり芽が育っていて、ジャガイモが緑色になっていたら有害なので諦めましょう。
ESSE編集部