なでしこジャパン・佐々木監督代行、26日韓国戦で8年ぶりの指揮「先のことを考えてアプローチしていきたい」
女子日本代表「なでしこジャパン」が21日、千葉市内で、26日の国際親善試合・韓国戦に向け合宿を開始。監督代行を務める佐々木則夫女子委員長(66)は「新人監督と思って頑張らせていただきます」と語った。 8強に終わったパリ五輪後初の実戦。〝ノリさん〟の指揮は8年ぶりとなる。女子委員長としての習慣で練習をピッチ脇から見守っていたが、スタッフから「今回はここじゃないのでは」と指摘され、立ち位置を修正する場面もあった。 この日は初招集のDF遠藤ら8人が軽めの調整。遠藤は「11年の(W杯)優勝のイメージが強い。直接指導してもらえる機会はなかったので、学びたい」と意欲的だ。 新監督は年内をめどに選考を進めている。「監督代行ではありますが、先のことを考えてアプローチしていきたい」と佐々木委員長。短期間で〝なでしこイズム〟を注入する。(山下幸志朗)