来季の目標を書いた色紙を持つ岡田俊哉投手（写真左）と岡林勇希選手（写真右）

　中日ドラゴンズの岡田俊哉投手と岡林勇希選手のトークショーが12月21日、スポーツ＆アウトドア用品販売店「Alpen NAGOYA（アルペンナゴヤ）」（名古屋市中区栄3）で開催された。 （サカエ経済新聞） 【写真】写真撮影が始まると聞いて岡田投手に近づく岡林選手 　「スポーツをもっと身近に」と、名古屋を本拠地とするプロスポーツチームと同店が共に行う活動の一環。今回は磁気を使った医療機器メーカー「コラントッテ」のイベントで、同社とアドバイザリー契約をしている岡田投手と岡林選手が登壇した。 　今季を振り返って岡田投手は「けがをしてから1年で復帰する気持ちでいたが、支配下にはなれなかった。来季こそは必ずバンテリンドームで」と話した。3年連続の「ゴールデン・グラブ賞」を受賞した岡林選手は「打てなくても気持ちを切り替えて守備をしっかりやった」と話し、受賞でもらったゴールデングラブの行き先を聞かれ「実家に置いてある。タオルかけや帽子かけになっている」と言い、笑いを誘った。 　また、岡田投手が昨季まで付けていた背番号21をドラフト1位のルーキーに譲ったことについて「僕の目的はまずは支配下になること。そこからじゃないと話は進まない。違う番号でチームのためになれればいい」と話した。また、今季から背番号1を付けていた岡林選手は「変えた時は気にしていなかったが、周りに言われて意識してしまった」と話し、「ファンが決めるしかない。背番号1は似合っているかな」と言うと、会場で大きな拍手が起こった。 　トークショー後は、賞品を懸けたドラゴンズマニア決定戦が行われた。岡田投手がプロになって初めて勝利した球団や岡林選手の通算安打数の問題が出題され、会場を盛り上げた。質問タイムやツーショット撮影会、景品が当たる抽選会も行われ、参加したファンを喜ばせた。 　最後に来季の目標を聞かれ、岡田投手は「大けがからの完全復活」、岡林選手は「フルイニング出場」を掲げた。「ドラゴンズのみんなも熱い思いを持っている。毎年来年こそはと言っているが、本当に諦めずにやっているので、ファンの方も付いてきてほしい。来年こそは頑張ろう」と岡田投手の言葉で会場を締めくくった。