【貯金の鉄則】先取り貯金をもっと効率よくするコツ3選
貯金のなかでも手っ取り早く、計画的に貯金できるのが「先取り貯金」。今回は、先取り貯金をより効率よく行える秘訣を紹介します。 教えてくれたのは、株式会社エイチームフィナジーが運営する、保険比較・FPに無料相談できる総合保険サイト「ナビナビ保険」編集部です。 先取り貯金について知りたい人、たくさん貯金をしたい人と思っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
先取り貯金とは?
あらかじめ決めておいた金額を、給料が入った時点で先に貯金する方法が「先取り貯金」です。毎月の給料から残った金額を貯金にまわすのではないため、計画的に貯蓄できます。
コツ1:おすすめは収入の1~3割を「先取り」
「“先取り貯金の金額はいくらするものなのだろう?」と疑問に思いますよね。金額は子どもの数や世帯人数、持ち家や車などにもよって家計の状況は異なりますが、目安としては以下の金額にあるとおり収入の1~3割。 【先取り貯金の予算額】 ・子どもがいる共働き世帯…10~20% ・子どもがいない共働き世帯…20~30% 学費、マイホームの購入など、将来的に必要な金額を計算しシミュレーションしてみましょう。貯金額を必要以上に増やしてしまい、日々の生活が苦しくなる…という状況は好ましくありません。生活の質を保ちつつ、将来に備えていきましょう。
コツ2:効率よく先取り貯金するなら「仕組み化」!
何かを続けるためには、手間をかけないようにすることが大切です。貯金も同じこと。 毎月口座からお金をおろして、また別の口座に振り込むといった行動も、面倒になり貯金をやめてしまう可能性があります。下記のような、手間をかけずに自動的に貯金が行える工夫をしましょう。 【先取り貯金の仕組み化の例】 ・「定期預金」→口座から自動的に引き落としされる ・「財形貯蓄制度」→給料から天引きされる 財形貯蓄制度は給料から会社が天引きをし、提携する銀行に送金するという形の任意の貯金です。導入していない会社もあるため、勤務先に確認してみましょう。
コツ3:貯金する目的を明確にする
お金がなくなったときのために、漠然と「貯金しよう」と思ってもなかなか続けるのはむずかしいです。 マイホームやマイカー購入、子どもの教育費、旅行費など、“なんのために貯金をするのか”自分の目的を洗い出してみましょう。一度立ち止まり、あらためて自分の人生計画を立ててみるのもよいかもしれませんね。