20日(水)の天気と降水確率

　きょう20日(水)は西日本を中心に広く晴れるが、関東や東海は次第に雨の範囲が広がって冷たい雨の降る所が多くなりそうだ。北海道も下り坂で、夜には雨や雪の降る所が多い見込み。最高気温はきのう(火)よりも高い所が多く寒さが緩むが、曇りや雨の関東や東海は日中も気温が上がらず、日差しがないため一段と寒く感じられそうだ。

晴れる地域は寒さ緩む　関東や東海で一段と寒く

20日(水)午前5時までの最低気温と予想最高気温

　午前5時までの最低気温は東京6.8℃、福岡8.2℃、陸別(北海道)－10.6℃などきのう(火)の朝よりも冷え込んでいる所もあり、けさも朝の準備に時間がかかりそうだ。最高気温は晴れ間の広がる西日本や北陸、東北などできのう(火)よりも高く、晩秋のこの時季らしい体感となる見込み。 　一方、曇りや雨の関東や東海は日中も気温が上がらず、東京9℃と真冬並みの寒さ、手袋がないと傘を持つ手が冷たく感じられ、日中も防寒対策が必要だ。

関東や東海は冷たい雨　北海道も下り坂

20日(水)朝と夜遅くの天気分布

　関東や東海の沿岸部にはすでに雨雲がかかっているが、次第に雨の範囲が内陸にも広がる見込み。関東や東海では雨が降っていなくても出かける際は折りたたみの傘を持つと良さそうだ。 　北海道も下り坂で、今夜は日本海側を中心に広く雨や雪が降る見込み。また、今夜遅くからあす21日(木)の明け方にかけては、東北北部でも雨の降る所がありそうだ。

あす(木)は関東や東海でも寒さ和らぐ　週末は再び寒く

週間予報(天気・最高気温)

　あす21日(木)は関東で明け方まで雨の残る所があるが、日中は晴れ間が戻って日差しが暖かく感じられそうだ。北陸は下り坂であす(木)の午後は雨や雷雨となり、22日(金)から24日(日)は北陸や北日本の日本海側で雨や雪の降る日が続く見込み。(木)(金)にかけて全国的に寒さが緩むが、次の寒気が流れ込む週末は再び師走並みの寒さの所が多くなりそうだ。 （気象予報士・海老原美代子）