平成に参勤交代が復活!? 斬新な街おこしイベントを開催/愛知
徳川家康公が400年ぶりに幕府を開く―。円頓寺界隈を盛り上げるべく、名古屋おもてなし武将隊の徳川家康が街おこし活動に勤しんでいる。その一環として、4月29日(火・祝)に「円頓寺幕府 参勤交代ウォーキング」を開催予定だ。 現在、円頓寺界隈の飲食店では、家康が考案した新名古屋めし「円むす」を展開中。同イベントは、それを全国の大名に伝えるべく、参勤交代を命じて名古屋城に武将たちを登城させるという設定で実施される。名古屋駅から名古屋城を目指し、道中の円頓寺界隈で円むすの食べ歩きや名古屋おもてなし武将隊のおもてなしを交えつつ、約3.5kmの道のりを歩く。当日は武将隊のほか、大勢の甲冑武者も出陣。 イベント参加は無料。スタート地点のノリタケの森にて当日の午前9:45~11:00受付。開催時間は10:00~15:00頃。 ■今後、発展が期待される円頓寺界隈 2016年に向けて城下町「金シャチ横丁」の構想が動き出し、2018年には名古屋城本丸御殿の完成、2027年には名古屋駅のリニア開業など、名古屋駅、名古屋城周辺の発展が見込まれる。そのちょうど間に位置するのが円頓寺界隈。名古屋でもっとも古い商店街で、かつては栄や大須と並び三代繁華街のひとつだった。名古屋駅から名古屋城周辺に人が流れるコンテンツができつつある今後、円頓寺界隈の発展にも期待が寄せられる。