3時間充電で約30km走行可!普通免許で運転できる「タタメルバイク」どう使う?
エコで手軽な電動バイク、興味はあるけど置き場所が確保できない… そんな人でも検討の余地がありそうなのが、折りたためるバイクという選択肢。すでに各社からさまざまなタイプが出ていますが、他人と違う個性的なバイクが欲しいなら、この春先行予約を開始した「ICOMA タタメルバイク」(49万8000円)は要チェック。 【着せ替えできる楽しいサイドパネル】 わずか3時間の充電で30km走行を実現できる実用性の高い性能に、今までにないユニークな折りたたみギミックをプラス。昨年開催されたCES 2023にてイノベーションアワードに輝いた話題のバイクが、この5月15日より受注をスタートしています。
四角くたためてデットスペースにしまえます
この「ICOMA タタメルバイク」は、普通免許で運転できる原付一種規格準拠の電動バイク。車体サイズは全長1230mm・全高1000mmで重量は63kg、動力として定格出力600W・最大出力2000Wの強力モーターを搭載しています。 フロントには10インチのホイールとサスペンション、リアには大径のモノサスペンションを装備することで、段差の多い街乗りでも快適な走りを実現。内蔵バッテリーは耐久性に優れたリン酸鉄リチウムバッテリーで、家庭用電源を使って約3時間でフル充電にすることが可能。1回の充電で最大30kmまで航行できる、実用的な性能を備えます。 優れた走破性ともにぜひ注目したいのが折りたたみギミック。一般的な電動バイクではポスト部分がパタンと倒れたり二つ折りになったりと、折りたたみ自転車に近い仕様が多い中、この「タタメルバイク」はハンドルやシート部分がサイドパネル内側に折り込まれるように収納されるというユニークな方法を採用しています。 折りたたんだ状態でのサイズは全長690×全高690×全幅260mm、まるでスーツケースのように四角くなるからデッドスペースを生み出すこともなし、保管場所にも困りません。また内蔵バッテリーはUSBを介して外部デバイスに電源供給できるポータブル電源機能も備えるので、外出先でのスマホのバッテリー切れにもスマートに対応。また、サイドパネルは着せ替え仕様になっているから、その気分やファッションに合わせて取り替えるのはもちろんのこと、自分好みに塗り替えたりシートを貼ったりしてカスタマイズしてもいいですね。 他にも、例えばサイドパネルをデジタルサイネージ化して街を走るなんてのも面白そうだし、太陽光発電パネル&大容量蓄電池と組み合われば災害時にもお役立ち。さまざまな可能性を秘めた次世代型の電動ビークルです。
<文/&GP>