北朝鮮、「最強硬」の対米戦略示す 党の重要会議で
【AFP=時事】北朝鮮の国営通信は29日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が党の重要会議を開き、米国への対抗に向けこれまでで「最も強硬な」戦略を開始する方針を示したと報じた。 【写真】北朝鮮が行った大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星19型」発射実験の様子 朝鮮中央通信(KCNA)によると、23~27日の日程で、来年の政策方針を決める党会議が開催された。 KCNAは、「米国は反共主義を不変の国家政策とする最も反動的な国家だ」と伝えた。また、日米韓の関係強化が「侵略のための核軍事ブロックに膨張している」と非難した。 韓国については「米国の徹底した反共前哨基地に変貌した」と述べた。 会議では、今年7月に発生した大規模な洪水への対応が再検討された他、「友好国」との関係強化が確認された。【翻訳編集】 AFPBB News