点滴ボトルにサプリを混入させたとして男を偽計業務妨害罪で起訴 名古屋地検
名古屋市の病院で点滴にサプリメントを混ぜて母親を死亡させたとして逮捕された男について、名古屋地検は偽計業務妨害の罪で起訴しました。 25日付けで起訴されたのは名古屋市南区の無職、伊藤直行被告(62)です。 起訴状などによりますと伊藤被告は8月9日、入院中の母親(当時85歳)の点滴ボトルに水に溶かした市販のサプリを注射器で注入し、医師や看護師に点滴ボトルの交換などをさせて業務を妨害した罪に問われています。 母親は8月23日に誤嚥性肺炎で死亡しました。 伊藤被告は母親を死亡させた傷害致死の疑いで逮捕・送検されていました。 名古屋地検は傷害致死の容疑について引き続き捜査しています。