星野源の紅白歌唱曲に「別の曲ではダメですか?」批判の背景にチラつく“映画監督”
歌手・星野源に何やら不穏な声が渦巻いている。 約1週間後に控える『第75回NHK紅白歌合戦』に10回目の出場を果たした星野だが、多くのヒット曲を持つ中で今年のステージで歌うことになった楽曲は、『地獄でなぜ悪い』。 【写真】13年前から「ガッキー狙い」を匂わせていた星野源 これは2013年に公開され、自身も出演した映画『地獄でなぜ悪い』のために書き下ろした同名の主題歌だ。アップテンポの心躍るナンバーだが、出だしに《病室 夜が心をそろそろ蝕む》とあるように、彼が、くも膜下出血で入院していた頃に作られた1曲であり、また長年星野を応援するファンからも愛されている名曲だ。
《別の曲ではダメですか?》
星野は23日、自身のインスタグラムを更新。この選曲にあたり、『紅白』の演出からのオファーがあったと明言。《この曲をテレビを観ている“あなた”の一人一人に届けて欲しいんです》という熱意にほだされて受けたと綴っている。ところがこれに対してSNSでは猛反発が。 《オファーされても断れよ》 《別の曲ではダメですか?》 《あの曲を紅白で歌うのは違うんだよ》 《今からNHKに申し入れて『恋』にでも変えた方がいいね…》 と、ここにきて大ブーイングが。そこには同曲をオファーした人物に関係があるという。 「映画『地獄でなぜ悪い』の監督・園子温さんです。彼が星野さんに曲の制作を打診し、同名の主題歌を作ってもらったのです。そこまでは良かったのですが、2022年に性加害疑惑が報じられました」(芸能ジャーナリスト) その後、事態は最悪の結末を迎える。 「性加害を告発した元女優がその後、亡くなったことが分かったのです。今回、非難しているユーザーは、そんな同曲の制作背景に隠された後ろ暗い過去と結びつけているといった印象です」(前出・芸能ジャーナリスト) 今回、星野に対する声も多いが、そうしたことを知ってか知らずかオファーしたNHKにも思慮の無さはあったのでは。 「曲の作られた経緯についてNHKが把握していないはずがありませんが、そこまで問題視されるとは考えていなかったのではないでしょうか。まさか昨今の性加害問題に一石を投じようとして歌唱を依頼したわけではないでしょうが、思わぬミソがついてしまいましたね」(音楽に詳しいライター) 果たして無事、同曲が歌われるのか……。