「収納できる前髪作れませんか?」前髪アリナシで悩む大人女子の悲痛な声…髪を切る前におさえるべきことは?【美容師解説】
前髪を作るか作らないか、髪型を変えたいのに勇気が出ない人も多くいると思います。前髪があることで、子どもっぽく見えるのではないか。前髪を流して大人っぽく見せたいけどおでこがキレイではないし…と悩みはつきません。特に前髪は女性のなりたい姿、顔まわりのコンプレックスも改善できる部位だからこそ真剣に検討したいところです。前髪を作ることにどんな利点があり、ヘアアレンジにどう有効なのか。Instagramのフォロワー数29万人を超える人気スタイリストのRumiさん(@ru0711)に話を聞きました。 【How to動画】これは「収納できる前髪」だ! Rumiさん解説「旬の外ハネストレートのうぶ毛風前髪」
■どんな雰囲気になりたいか、教えてもらうことで髪悩みを解決
ーー前髪のアリナシで、印象がガラリと変わると思います。前髪で印象を変えたいと相談された場合、Rumiさんはどういうアドバイスをされていますか? 「まず、普段のお洋服を見て似合うスタイルを提案したいと思うので、普段のファッションを見せていただきたいですね。それを見つつ、その方がどんな雰囲気になりたいのか。ここが美容師側が聞きたいポイントだと思います。例えば、今なりたいイメージは『オシャレなトレンド感のある雰囲気に変わりたい』とか『女性らしい雰囲気に変わりたい』とか『仕事中でもおしゃれに見せたい』とか、そういうポイントを教えていただけたらありがたいです」 ーーそのポイントが分かれば、さらに一歩進んだ提案ができる? 「オシャレなトレンド感を出したい」と言われたら、「前髪を少しワイドに切るとオシャレに見えて素敵ですよ」とか、前髪をウェーブに巻くとトレンド感が出るので「ちょっと奥行きを取って幅を広めにして、巻きやすい前髪にしませんか?」などの提案ができると思います」 ーー「女性らしい雰囲気にしていきたい」と言われたらどうしますか? 「こめかみ部分を伸ばしてあげることで女性らしさが一気に出るので、「こめかみ部分の前髪を少し伸ばしていきませんか?」とか、「今回は前髪の幅を狭めに切りましょうか」などとアドバイスします。 一方、お仕事では顔にかかるような髪型はきっとできないと思うので、分け目をつけやすく、分けやすい前髪にする。「前髪に隙間をちょっと作りましょうか」と話したり。どうなりたいかという部分を教えてもらえることで、具体的に解決していくことができます」