男が所持していた薬

　17日午前、大阪市西成区のいわゆる「ヤミ露店」で無許可で睡眠導入剤などを販売目的で陳列したとして、54歳の男が現行犯逮捕されました。 　大阪市西成区の無職、石川弘二容疑者（54）は17日午前5時ごろ、大阪市西成区の路上で無許可で医薬品である睡眠導入剤などを販売目的で路上で陳列したとして医薬品医療機器等法違反の疑いがもたれています。

石川弘二容疑者（54）

　警察の調べに対し、石川容疑者（54）は「路上で薬を売っていたことに間違いない」「薬を売っていいという許可は受けていない」と容疑を認めています。 　こうした行為は「ヤミ露店」と呼ばれ、警察は石川容疑者を現行犯逮捕した際、現場で睡眠導入剤など約680錠を押収したということです。 　警察によりますと石川容疑者は小遣い欲しさで3月から露店での販売を始め、これまでに約20万円ほどの売り上げがあったということです。 　警察は薬の入手経路などについて捜査を進める方針です。