楽天・田中将大、退団申し入れ自由契約へ…今季は一軍登板1試合で未勝利
楽天は24日、田中将大投手(36)を自由契約にすると発表した。球団から来季の契約交渉で減額制限(年俸1億円超は40%)を超える年俸提示を受け、本人が退団を申し入れた。
今季は一軍登板1試合にとどまり、日米を合わせたプロ18年で初めてシーズン未勝利に終わった。田中将は自身のユーチューブチャンネルで「来季の契約を結ばず、新たなチームを探すことに決めた。今の自分はいいコンディションでいいトレーニングを積むことができている」と語った。
田中将は2007年に北海道・駒大苫小牧高から楽天に入団。13年にプロ野球記録となる開幕24連勝を記録し、球団を初のパ・リーグ優勝、日本一に導いた。翌年から米大リーグ・ヤンキースで7年間プレーし、21年から楽天に復帰。今季までの4年間は20勝33敗の成績にとどまり、日米通算200勝まであと3勝で足踏みしていた。