米代表の元DeNA戦士が困惑「あれ、ヤスアキいたっけ?って…」 突如発生、懐かしの光景は「クールだった」
ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12
野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は21日、4か国によるスーパーラウンドが東京ドームで開幕。日本代表「侍ジャパン」は米国に9-1で勝利した。米国は6回から元DeNAのスペンサー・パットン投手が登板。日本のファンの声援に「特別だった」と感謝した。9回にはDeNA時代に見慣れた“ヤスアキジャンプ”が突如発生。困惑しつつも「クールだったね」と懐かしんだ。 【動画】まさかの「日本語ダジャレ応援」が海外投手に送られる実際の映像 2017年から4年間DeNAでプレーしたパットン。この日の試合前には、侍ジャパンの桑原、佐野、牧、ブルペン捕手の高城氏という“DeNA組”と交流し、肩を組んで記念撮影した。2021年に入団した牧とは入れ違いだが、4人に対して日本語で「おめでとう、日本一」と祝福。「サノ、クワ、タカジョウはノーイングリッシュ。日本語だけだったよ」と笑った。日本語は20単語ほどは覚えているという。 パットンは日本が3-1でリードした6回に3番手として登板。栗原(ソフトバンク)に中前打を浴びたものの、牧を中飛に抑えるなど1回1安打1奪三振無失点と好投した。久々の東京ドームのマウンドを「素晴らしかった。記憶のままの雰囲気だったよ」と回顧。「自分の名前がアナウンスされた時に、日本のファンから喝采が聞こえたんだ。あれは本当に特別だったよ」と温かい出迎えに感謝した。 9回、9-1でリードした日本はロッテの横山をマウンドに送った。ここで場内に流れたのは、DeNA・山崎康晃投手の登場曲であるゾンビ・ネイションの「ケルンクラフト400」だった。本人不在にもかかわらず、観客は飛び跳ね「ヤ・ス・ア・キ!」の大合唱。久々の“ヤスアキジャンプ”にパットンも驚いたようで、「クールだったね。あれ、ヤスアキいたっけ?って探したよ」と笑って懐かしんだ。 DeNA在籍4年で219試合に登板し、「将軍」という愛称でも親しまれたパットン。2021年はレンジャーズでMLBに復帰し、42試合に登板。36歳となった今季はメキシカンリーグのタバスコでプレーした。
THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku