日曜劇場『御上先生』キャスト発表。『VIVANT』では丸菱商事の山本巧として松坂が演じた別班・黒須と対峙した迫田孝也、今回は正義か悪か?
TBSは、2025年1月スタートの日曜劇場『御上(みかみ)先生』の新キャストを発表。多彩な俳優陣8名の名前が並んだ。 * * * * * * * “官僚教師”である御上(松坂桃李)を取り巻く、教師・官僚役などに吉岡里帆、迫田孝也、臼田あさ美、櫻井海音、林泰文、及川光博、常盤貴子、北村一輝と8名の出演が決定。 完全オリジナルストーリーで脚本を担当するのは、第28回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞するなど演劇界に主軸を置く詩森ろば。松坂とは、第43回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した松坂主演映画「新聞記者」以来のタッグで、今作で初めてゴールデン帯連続ドラマの脚本を担当する。 そして、『アンチヒーロー』(2024年)、『VIVANT』(2023年)、『マイファミリー』(2022年)、『ドラゴン桜』(2021年)など、近年話題となった日曜劇場作品を担当してきた飯田和孝がプロデューサーを務める。 松坂が演じるのは、東大卒のエリート文科省官僚の御上孝(みかみ・たかし)。とある出来事を機に「日本の教育を変えてやろう」と文科省官僚になった御上だが、現実はほど遠いものだと気づく。制度を作っている側にいても変えられない、ならば現場から声をあげ、制度の内部からぶっ壊せばいい、と自ら教壇に立つ。制度を作る側である官僚と、制度に苦しめられる側である教師の両方を兼ねる“官僚教師”が、令和の時代を生きる18歳の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく。
『ごめん、愛してる』以来7年ぶりの日曜劇場出演となる吉岡里帆。現在公開中の映画「正体」では逃亡犯の無実を信じる難しい役どころを演じ「第49回報知映画賞」助演女優賞を受賞した。演じるのは隣徳学院3年2組の副担任・是枝文香(これえだ・ふみか)。熱心で生徒からの信頼も厚い国語教師だが、文科省から御上がやってきたことで大きな影響を受けることに。御上との共闘を通して、どのように変化し、生徒たちにどう向き合っていくのか、注目が集まる。 隣徳学院3年の学年主任・溝端完(みぞはた・たもつ)を迫田孝也が演じる。実は国家公務員試験に落ちた経歴を持つ。そんなところへ、エリート官僚の御上が赴任してくるので、当然面白くない。果たして御上に対して何を思い、どう接していくのか・・・。 『VIVANT』では松坂が演じた別班・黒須との共演シーンが話題に。日曜劇場常連の名バイプレーヤー・迫田が今作では正義なのか悪なのか? 今作が12年ぶりの日曜劇場出演となる臼田あさ美。保健室で生徒や時には是枝など教師たちの心のケアを行う養護教諭の一色真由美(いっしき・まゆみ)を演じる。今後、どう御上と絡んでいくのか、過去の作品では松坂と夫婦役を演じたこともある。 【推しの子】など話題作への出演が続く注目の若手俳優・櫻井海音が『VIVANT』に続き2作目の日曜劇場出演。今作で御上の文科省の後輩・津吹隼人(つぶき・はやと)を演じる。国を変えるために官僚になったはずなのに、やっていることは…。働く若者の葛藤を体現する津吹を櫻井がどう演じるのか。
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