電話番号案内104終了へ NTT東西、利用者激減で
NTT東日本とNTT西日本が、局番なしの「104番」でつながる電話番号案内サービスを終了する方針を固めたことが18日、分かった。スマートフォンやインターネットの普及で電話番号を知る手段が増え、利用者が減少。直近の利用はピーク時の60分の1以下に落ち込んでいた。近く発表する。 電話番号案内は1890年に電話交換業務が始まったのと同時に始まった。3桁の電話番号「104」にかけて、利用者が氏名と住所を伝えれば、全国の電話番号を案内してもらえる現在のサービスは1989年に登場した。 NTT東西は、ネットの普及を背景に企業や店舗の情報をまとめた「タウンページ」の紙の冊子の廃止も決めている。