緊急事態宣言を延長 安倍首相が会見(全文3完)アビガンは月内承認目指したい
知的障害・発達障害の子供の行動指針は?
大川:こんにちは。フリーランスの、大川興業総裁の大川豊です。よろしくお願いいたします。まず、私は知的障害者の施設の現場を全国、歩いておりまして、どうしても家の中に閉じ込めておけないとか、やっぱり外に出るのが大好きだとか、あと、買い物が好きだとか、どうしても同行者がいないと活動できないっていう現実がありまして、例えば知的障害であったり発達障害の子供たちに対しての行動指針、それを政府としてお示しになるか。それをちょっとお伺いしたいと思います。すいません。 安倍:じゃあ尾身先生から、よろしいですか。 大川:ぜひ、やはり買い物をしているときも2人で一緒に移動してるので、政府からもお答えをいただけると。 安倍:分かりました。まずは、都道府県によってだいぶ事情が違いますから、都道府県によってはまさに、最初に申し上げましたように、まず外出するということについては、これはまったく悪いわけではないということであります。先ほど申し上げたとおりでありまして。地域によってはというか、まずは例えば公園とかは、これは3密を避けていただければ問題はないということでありますけども、あと、詳しい専門的な分析については尾身座長からお答えをさせていただきたいと思います。 大川:できましたら開いているスポーツ施設とか、今は閉鎖されているんですけども。 司会:ちょっとまずはお答えを聞いていただきたいと思いますので。
3つの基本原則
尾身:今の施設のこともそうですけど、各場所によって状況が違いますよね。それを今、全ての場面について言うことができないので、実はこれから特に長丁場といわれているこの時期に、皆さん自身が自分を、われわれが自分を守り、ほかの人にも感染をうつさないというのには、やっぱり基本的な原則というのをみんなが理解することがあって、実際のいろんな場面はその原則の応用というか、それをみんなで工夫するということで。 先ほども各事業者についてもまたガイドラインを作っていただきたいというようなことですけど、じゃあ3つの基本的な原則といいますか、基本は何かというと、これは1つ目は、もうよくいわれ、今、一番大事なのはフィジカルディスタンス。今はソーシャルディスタンス、社会的隔離といっていますけど、われわれは少し、社会的隔離というとなんか分断しているようなので、フィジカルディスタンスを取るということが極めて重要です。 ワクチンがない今のこの状況で感染症対策に最も大事なのは、感染しているかもしれない人とそうでない人の、これはもうずっと古典的にそうなんです。これが1つ、フィジカルディスタンス。 それから2つ目は、実はマスクについてはいろんな見解がありますけど、最近になって、これはわれわれも学びつつ動いてますので、マスクについても比較的当初はあまり効果的じゃないということですけど、最近になると、この感染症の難しさがはっきり分かってきたのは、一番症状が出る、出ますよね、感染して症状が出る2日ぐらい前と、感染をして直後、この数日ぐらいが最もウイルスの排出量が多いんですね。従って、まだ症状が出てないうちに人に感染させるということがはっきり、前から、当初からわれわれはそういうことがあるんではないかと思ってましたけど、かなりはっきりしてきた。