「災害を『自分事化』する取り組みとして秀でている」広島土砂災害の伝承館が「NIPPON防災資産」の優良認定
中国放送
広島市安佐南区の「豪雨災害伝承館」が、国の「NIPPON防災資産」の「優良認定」を受けました。 【写真を見る】「災害を『自分事化』する取り組みとして秀でている」広島土砂災害の伝承館が「NIPPON防災資産」の優良認定 豪雨災害伝承館は、広島土砂災害の被害や教訓を伝えるため、去年9月にオープンした施設で、被災した住民が中心になって運営しています。内閣府と国土交通省は「災害を『自分事化』する取り組みとして秀でている」として、豪雨災害伝承館をNIPPON防災資産の優良認定としました。 NIPPON防災資産は、地域で発生した災害とその教訓を伝える施設や活動などを国が認定する新しい制度で、今回初めて認定案件が公表されました。「優良認定」には、このほか東日本大震災の関連施設をネットワーク化した「3.11伝承ロード」など10件が選ばれています。 伝承館の 高岡正文 館長は「非常に名誉なことで、これまでの活動が評価され、心からうれしく思っています」とコメントしています。 NIPPON防災資産には「認定」もあり、広島県内からは「坂町自然災害伝承公園」が選ばれています。
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