今日2日は関東~九州で乾燥した晴天が続く 火災を防ぐには 北海道~北陸は雪や雨
今日2日(木)、関東から九州は乾燥した晴れの天気が続くでしょう。火災の起こりやすい状態ですので、火の取り扱いに注意が必要です。北海道から東北の日本海側は雪が続き、太平洋側も夜は一部で雪が降るでしょう。北陸の平地は雨で、山沿いは湿った雪が降りそうです。
北日本は日本海側で雪続く 太平洋側も夜は一部で雪 北陸は平地で雨
今日2日(木)は冬型の気圧配置が続きます。 北海道から東北の日本海側は雪が降りやすく、ふぶく所もあるでしょう。北海道から東北の太平洋側は晴れる所が多いですが、夜は一部で雪が降りそうです。 北陸は平地では雨の降る所が多いでしょう。雷を伴い一時的に降り方が強まることもありそうです。山沿いは湿った雪が降り、積雪が増えるでしょう。 最高気温は昨日と同じくらいの所が多く、北海道は凍てつく寒さが続きます。東北は5℃前後、北陸は10℃に届かない所が多くなりそうです。体を冷やさないよう、暖かくしてお過ごしください。
関東~九州は乾燥した晴天 火の取り扱いに気をつけて
関東甲信や東海から九州は高気圧に覆われ、日中はおおむね晴れる見込みです。 午前5時現在、太平洋側の広い範囲に乾燥注意報が発表されています。空気の乾燥した状態が続くでしょう。 室内では加湿器を使うなど、お肌やノドの乾燥を防ぎましょう。火災が起こりやすくなっていますので、お出かけ前やお休み前には、火の元をしっかり確認してください。 今朝は昨日より冷え込んでいる所がありますが、日中の気温は昨日より高くなる所が多いでしょう。予想最高気温は10℃を超える所が多く、15℃近くまで上がる所もありそうです。風は比較的穏やかで、寒さが和らぎます。日なたではコートが邪魔になるくらいですので、着込み過ぎない方がよさそうです。
空気が乾燥 火事を防ぐには
空気が乾燥するこの時期は、火災発生のリスクが高まります。火災を防ぐポイントは、以下の通りです。 ① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。 ② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。 ③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。 ④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。 もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。
日本気象協会 本社 中川 裕美子