「自分も共犯者のような感覚に…」 小3から始まった父親からの性的虐待 難しい子どもの“SOS”発信、必要な環境整備は
そんな中、作成したのが「ヘルプカード」だ。小さな子どもでも読めるようにひらがなで書かれている。「自分の身に起きた時、信頼できる大人に差し出せば助けてもらえる』というカードを持たせたかった。子ども自身が『性被害に遭っている』と自覚を持てることが一番大事。そのためには早いうちからの性教育が大事で、3歳でも遅いくらいだと思う」と訴えた。
今西氏は「子どもの声を聞こうという意見が、少しずつ上がっている。国内の小児科医にも、アメリカの学会から“子どもの声”を勉強する動きがある。『子どもが言うことだから』とバカにするのではなく、大人同士が連携して子どもを守る社会にしないといけない」とした。 (『ABEMA Prime』より)