中山忍「自慢の姉でした」 中山美穂さんの葬儀終えコメント発表
6日に亡くなった歌手で女優の中山美穂さんの葬儀が12日、執り行われ、喪主を務めた妹で女優の中山忍(51)が中山さんの事務所の公式サイトでコメントを発表した。以下、全文。 「『姉を愛してくださったすべての皆様へ』 おかげさまをもちまして、姉『中山美穂』の葬儀が滞りなく執り行われたことをご報告申し上げます。 親族の希望で家族葬とさせていただきました。 最近での、一番のお気に入りだったドレスをまとい、楽しそうに歌う姉の写真を中央に、好きだった色取り豊かな花々で飾っていただいた祭壇は、華やかでキラキラしていて、最後のステージのようでした。 お別れまでのほんの数日間ではありましたが、子どもの頃に戻って枕を並べ、姉の横顔を見つめながら眠りについたこの穏やかなひとときは、私の宝物となりました。 そして、何より姉が幸せを願ってやまない愛する息子と、再会の時間をもたせてあげることができました。手をつなぎ、そっと寄り添う二人の姿は、とてもとても幸せなものでした。 静かに見守ってくださったマスコミ関係者の皆さま、ご配慮いただき本当にありがとうございました。 姉は一生懸命な人でした。 ちょっと頑固で、バカみたいに正直で、本当は傷付きやすい心を見せず、何があっても自分の責任だと、真っすぐ前を向く勇気がある人でした。 自慢の姉でした。 どうか皆さま、 姉のとびきりの笑顔を 空を見上げた その声を、その歌声を、その指先を、 忘れないでいてあげてください。 私にとって姉は『大好きなお姉ちゃん』であるとともに『みなさんの中山美穂』であり、『永遠のシャイニングスター』です。 これからは皆さまが姉を思い出してくださる時、そのきっかけのひとつとなれますよう、 その思い出があたたかなものでありますように、私も俳優として、より精進して参ります。 見守ってくださいましたら幸いです。 良いときも悪いときも 別れ際に姉はいつも 『じゃあ、忍、あとはよろしくね』と 軽やかに笑って去っていきました。 最後の最後まで、、、。 とても『姉らしい』と思われてなりません。 生前の姉へ、あたたかなまなざしと、愛情をかけてくださり、心から感謝しております。 重ねて御礼申し上げます。 皆さま、本当にありがとうございました。 感謝の気持ちを込めて。 2024年12月12日 妹 中山忍」
テレビ朝日