再起期して移籍のヤヌザイが長期離脱か…PSMで左足痛めて担架退場
ラス・パルマスで再起を期す元ベルギー代表MFアドナン・ヤヌザイだが、長期離脱の可能性が浮上している。 かつてはマンチェスター・ユナイテッドでライアン・ギグス氏の後継者として背番号「11」を譲り受けたが、思うようにいかずのヤヌザイ。ドルトムントでもパッとせず、サンダーランドや、レアル・ソシエダでのプレーを経て、2022年夏からセビージャに所属する。 だが、セビージャでは再び出番に苦しみ、半年後からイスタンブール・バシャクシェヒルにレンタル。昨季はセビージャに戻ったが、公式戦11試合で1アシストに終わり、この夏からラス・パルマスにレンタル加入した。 この移籍で輝きを取り戻せるかが注目される29歳MFは8日に行われたUDタマラセイテとのプレシーズンマッチに出場。だが、81分に右サイドからカットインしてシュートに放つと、左足太ももを抑えて苦悶の表情を浮かべた。 そのままピッチに倒れ込み、ドクターの治療を受けるが、自力で歩けず、85分に担架で交代。スペイン『マルカ』の見立てでは全治3カ月の離脱も見込まれるという。そんなヤヌザイはラス・パルマスが1-0で勝利したこの試合で決勝ゴールにも絡む活躍ぶりだった。 ラス・パルマスはこの試合でオランダ人DFデイリー・シンクフラーフェンも負傷交代。ヤヌザイを含め、ケガ人が相次ぐ事態となった。
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